一眼レフカメラを始めようとする人は、スマートフォンやコンパクトカメラで写真を撮っていたけど、もっといい写真が撮りたくて始めたという人が多いと思います。スマートフォンで撮影の場合、両手で本体を持ち液晶画面を見ながらの撮影。コンパクトカメラの場合も、のぞきこんで撮影する電子ビューがあったとしても使わず背面の液晶画面を見ながらの撮影という場合がほとんどではないでしょうか?
カメラの設定は、絞り、シャッタースピード、ISO感度はフルオートで、手振れ補正が自動で機能していたり、望遠で遠いところを狙って撮影するということがなければ、カメラをどのようにもって安定をさせるかというのは意識していないと思います。
しかし、一眼レフカメラを始めるならばぜひとも手振れ写真とならないようにしっかりと3点で固定して持つということを意識して下さい。
スマートフォンのときのような持ち方では、手振れ要素がいっぱい
最近の一眼レフカメラは、背面に液晶モニターがあり、そこに写っているものを見ながらノーファインダーで撮影することも可能です。しかし、両手に持って液晶を見ながらというのは、肩、ひじ、手首をしっかりと固定するということが難しいため、左右、上下、前後、さらには回転方向のブレとあらゆるブレが発生しやすい状態にあります。
撮影するときのモードを、全てお任せのプログラムオートではなく、ISO感度、絞りを自分で設定して撮影する絞り優先モードで撮影するといったことや、望遠レンズを使って運動会や発表会に出ている離れた場所にいる子供を撮影したいということになってくると、このような持ち方では、撮影後帰ってきてから、パソコンにデータを取り込んで見てみると、写真がブレている・・・なんてことになりかねません。
軽いブレなら画像処理ソフトで見た目をシャープにはっきりとさせることもできる場合がありますが、画像処理ソフトで補正仕切れない場合、悔しい思いをするはめに。そんな思いをすることがないように3点でしっかりとカメラを固定して撮影するという方法を覚えましょう。