基本

スポンジツールの使い方・・・なぞった部分の彩度(鮮やかさ)を変化させます

画像の調整をしていく場合、変化させる要素は、「色相(色味)、彩度(鮮やかさ)、明度(明るさ)」の3つあります。「スポンジツール」は、その中の「彩度(鮮やかさ)」を変化させるツールです。

スポンジツールは、ブラシでなぞった部分のカラーの彩度(鮮やかさ)を変化させます。オプションバーで、ブラシサイズ、形状を選択し、「彩度」を「上げる・下げる」を選択。そして、流量を調整し、画像上で彩度を変えたい部分をドラッグしてなぞっていきます。同じ場所を何度もドラッグしてなぞると、その効果が重なって表れてきます。

スポンジツールは、効果を適用するレイヤーそのものに直接影響を与えるため、画像合成などで作業数が多い場合、ヒストリーで作業工程をやり直しというのが難しくなるため、後から再調整が必要になる可能性がある場合は、レイヤーを複製して加工前のレイヤーを予備として準備しておくことをお勧めします。

Photoshop CC スポンジツール
※Photoshopの「カーソルオプション」を「標準→精細」に設定変更した状態で、説明画面を作成しています。説明画面内のカーソル形状がお使いのPhotoshopと違う場合がありますので予めご了承ください。「カーソルオプション」は、「環境設定」ダイアログボックスから変更可能です。
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