応用

画像の合成:電車の流し撮り風の加工(2/2)

本ページでの説明画面は、バージョン12を使用しています。
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「レイヤー」パレットで、電車のみのレイヤーの上のほうのレイヤーを非表示にし、その下のレイヤーを選択。「調整」→「ぼかし」→「ぼかし(移動)」を選択します。

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「ぼかし(移動)」ダイアログボックスが表示されたら、全体をぼかしたときとは違い、今回は「強度」を弱めにして設定します。全体のブレと電車のブレの強度の違いで流し撮りの際の速度の違いを表現します。

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非表示にしていた電車のレイヤーを「レイヤー」パレットの目のマークのところをクリックして表示させます。

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「選択ツール」を選択し、「ツールオプション」パレットの「選択の種類」で「楕円」を選択します。画像の電車の先頭部分が中心になるようにして、楕円を作成します。

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「選択範囲」→「変更」→「境界をぼかす」を選択します。「境界をぼかす」ダイアログボックスが表示されますので、「ピクセルの数」を調整してボケを調整します。

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選択範囲が作成されているのを確認し、「レイヤー」パレットの電車のレイヤーの上のほうのレイヤーを選択。メニュー「レイヤー」→「新しいマスクレイヤー」→「選択範囲」を表示を選択します。

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写真がぶれていない電車のレイヤーにマスクレイヤーが追加され、先頭部分のみが表示されるようになります。今回は、これで完成としますが、ブレの度合いや、先頭のはっきりと表示させる部分をどれくらいの範囲を残すかを、何度も操作を繰り返して、リアリティーのあるものに仕上げていきます。

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電車の流し撮りと同じような加工方法で、サッカー選手の左足だけがブレているようなイメージにしたものです。

サンプルデータ:完成ファイルPSPデータ

サッカー選手の足のブレ
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