応用

「Paintshop」とリアルな質感で細部まで高精細に拡大できる「Photozoom Pro 6」を比較

PaintshopとPhotozoom比較

今回、「Paintshop」とリアルな質感で細部まで高精細に拡大できる「Photozoom Pro 6」を比較してみました。
実験としては、もともと大きい画像を一度半分のサイズに縮小し、その縮小した画像を2倍に拡大して縮小する前の画像と比較してみるというものです。

画像合成に限らずですが、パソコンで何かソフトを使って作業をする場合、メインで使用するソフトより他のソフトのほうが優れた機能がある場合は、無理してメインのソフトを使って何とかするのではなく、他のソフトも積極的に使って完成させていくということが大切です。

そのためには他のソフトも積極的に使ってみるということが大切です。

画像のサイズ変更をする場合、小さくする分についてはソフトが違ってもそれほど画質の差が気になるということはありませんが、拡大する場合は、使用するソフトに使われているサイズ変更方式(アルゴリズム)によってはっきりとした差がでてきます。

「Paintshop」しか使っていないと、拡大した画像の画質はこれぐらいのレベルということで疑問を持つことはないですが、画像を高画質、高精細で拡大させることに特化したソフト「Photozoom Pro 6」とを比べるとその差がはっきりとでてきます。

画質の基準とする画像

640×600px
320×300px

320×300pxのイラスト画像を2倍に拡大した結果

それぞれ、左右に並べてある画像の右側が基準の縮小させる前の画像です。左の画像が右の画像の画質に近ければ近いほど拡大させる機能が優れているということになります。

Paintshopのほうは、黒い線の部分と見るとよくわかりますが、ギザギザした感じの線になってしまっています。「Photozoom」のほうは、ギザギザ感のない滑らかな線になっています。

Paintshopにて2倍に拡大
Photozoomにて2倍に拡大

200×200px画像を2倍に拡大した結果

写真のほうで比較した場合は、髪の毛や目の部分を見ると、「Photozoom Pro6」の「S-Spline Max」の方式のほうが細かくディテールが残っています。

画像合成の際に、この画質の差をどこまで気にするかということになりますが、使用するソフトのサイズ変更方式(アルゴリズム)によって画質に差がでるということは是非とも知っておいてください。

「Photozoom Pro6」で使えるサイズ変更方式(アルゴリズム)を全て適用してみた結果は以下のページで紹介しています。
リアルな質感で細部まで高精細に拡大できるソフト「BenVista Photozoom Pro6」を使って実際に画像を拡大してみる

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