Sierrarei

3Dソフトによるレンズ焦点距離と被写体の見える大きさシミュレーション

焦点距離シミュレーション

野鳥撮影においてのカメラやレンズ選びで重要なもののひとつがレンズ焦点距離。これが短ければせっかくのチャンスがきて撮影に成功しても、「あぁ~なんか一応写ってるねぇ・・・」というようなものしかとれません。

じゃあ、どれぐらいの焦点距離のものを考えておけばいいの?となりますが、3Dソフトで5m、10m、20m、30m先の高さ約13cm(鳩とスズメの間ぐらいの大きさイメージ)の被写体を撮影した場合、どのようみ見えるかをシミュレーションしてみましたので機材選びの際の参考にしてください。

レンズ焦点距離50mmというのは、人がレンズを通さずに見ている感覚に近い見え方の焦点距離です。

被写体までの距離5m

被写体までの距離10m

被写体までの距離20m

被写体までの距離30m

今回のシミュレーション画像は、ムービーのHD画面比率で作成してあります。デジタルカメラの写真の場合、比率が3:2になっていると思いますので、両サイドを少し狭くした感じになります。

野鳥を撮影するムービーを選ぶ際は、仕様が書いてあるページの「35mmフィルム換算値」の望遠側の数値をよく見て機種選定をしてください。ここの数値が大きいほうが大きく撮影できます。

望遠で動画を撮る際は、三脚が必須です。

下の動画は、超望遠(870mm)で手持ちで撮影したときの映像です。しっかりと脇を締めて手ブレしないように持っているつもりでも画面がこれほど揺れてしまいます。