PC-TIPSなど

auのデータ定額とSIMフリープランの比較

文字の入力外出時のネット利用は、スマホとiPadを併用しておりましたが、利用頻度としてiPadのほうが多くなり、スマホ側の料金見直しをしたいと思うようになってきました。そこで、改めてSIMフリープラン含めて料金などについて調べてみました。

SIMフリーサービスの会社を見ると、SIMカードについてはデータSIM、SMS対応SIM、音声SIMの3タイプあり、これらにスマホ本体セットのプランや、独自の通話割安プランがセットになったものなど色々とあります。

利用料金シミュレーションをしてみれば、スマホ本体セットの通話SIMプランに変更すると月額5,000円ほど安くできること判明!スマホの利用料が高いと感じている方はSIMフリーも検討してみてはいかがでしょうか?

auの料金とSIMフリーとの料金比較

◆auのデータプラン

プランを調べ見てると、auは儲けが減るようなプランは、出したくないというのが感じられます。ダブル定額Zという最初は格安となるプランがもありますが、スマホの場合、自分が意図的にアプリなどを起動して通信した記憶がなくてもバックグラウンドで通信を行っている場合がありますので、お得だと認識するのは要注意です。

【スマートフォン(4G LTE)】

  • LTEプラン:934円/月(誰でも割加入時)+データ定額(LTEフラット:7GB)5,700円/月+LTE NET300円=6,934円/月
  • スーパーカケホ:1,700円/月(誰でも割加入時)+データ定額(2~30)2,900円~8,000円/月+LTE NET300円=4,900~10,000円/月
  • カケホ:2,700円/月(誰でも割割加入時)+データ定額(2~30)3,500~8,000円/月+LTE NET300円=6,500~11,000円/月

スマホでのネット使用をあまり重視しなければ、4Gケータイの選択もありますので、こちらの料金も見てみると

【ケータイ(4G LTE)】

  • スーパーカケホ:1,200円/月(誰でも割加入時)+ダブル定額Z(ケータイ)0~4,200円/月+LTE NET300円=1,500~5,700円/月
    ※500KBまでは無料、137.2MBで上限の4,200円になります。
  • スーパーカケホ:1,200円/月(誰でも割加入時)+データ定額(1~5)2,900円~5,000円/月+LTE NET300円=4,400~6,500円/月
  • カケホ:2,200円/月(誰でも割割加入時)+データ定額3,500円/月+EZ WINコース300円=6,000円/月

◆auのデータ定額と他のデータSIMプランとの一覧

1GB 2GB 3GB 5GB 6GB 7GB 8GB 10GB 15GB 20GB 30GB
auデータ定額 2,900 4,200 5,000
auダブル定額Z 500KBまで、無料、137.2MB以上で上限の4,200円/月に到達
au LTEフラット 5,700
DMM 630 920 1,000 1,360 2,010 2,130 2,340 3,430 4,130
ocn 1,220 1,570 2,420 4,270 6,170
mineo 920 1,020 1,700 2,640
楽天 1,020
(3.1GB)
1,570 2,380 4,170 5,520

※auのデータ定額及び、ダブル定額Z、LTEフラットには、必ずインターネット接続サービスLTE NET300円/月が加算されます。
※LTEフラットは、月間7GBを超えると通信速度128kbpsに
※ダブル定額Zは、月間2.5GBを越えると通信速度128kbpsに

このauのデータ定額と他のデータSIMプランの表をわかりやすくグラフにするとこんな感じになります。

auデータ定額VS他のデータSIMフリー比較

auと他のデータSIMとの料金差はあきらかです。auを継続して契約する選択しがなくなってきます。では、他のデータSIMフリーを通話SIMにした場合はどうなるかを調べて見ます。

◆androidスマホのデータ使用量の確認方法

直近のデータと、過去の数ヶ月のデータ使用量の確認ができます。

◆通話SIMフリーにすると料金はどうなる?

各社とも、通話SIMの料金設定は、データSIMの600~700円程度をプラスした料金になっていますので、基本使用料としては大差なし。
通話料については、通常20円/30秒ですが、独自アプリからの通話は安くなる設定になっています。

覚えておきたい点としては、最低利用期間についてです。データSIMについては、最低利用期間に関する設定はなく、当月分のみの費用ですが、通話SIM(音声SIM)については、最低利用期間が設定されており、解約違約金は8,000~10,000円程度。基本は1年、ocnは、半年です。mineoは、最低利用期間の設定はありませんが、MNP移転をする場合は、MNP転出手数料12,420円(税込)が必要となっています。

DMM mobile
1GB 2GB 3GB 5GB 7GB
通話SIM 1,260 1,380 1,500 1,910 2,560
データSIM 480 770 850 1,210 1,860
SMS 150 150 150 150 150
通話SIM-(データSIM+SMS)=差額 630 460 500 550 550
電話通話料
20円/30秒 テレビ電話36円/30秒
DMMトーク利用で、10円/30秒
最低利用期間
データSIM 利用開始日から当月末まで
解約手数料は無料
通話SIM 利用開始日の翌月1日~12ヶ月間
解約手数料は一律9,000円
OCN
3GB 6GB 10GB
通話SIM 1,800 2,150 3,000
データSIM(SMS込み) 1,220 1,570 2,420
通話SIM-データSIM(SMS込み)=差額 580 580 580
電話通話料
・OCNでんわアプリからの発信10円/30秒
・050plus(050番号)からの発信:固定電話へ8円/3分、携帯電話へ16円/分、050plus同士無料
・通常の通話20円/30秒
最低利用期間
利用開始日(申し込み日の10日後)を含む月を1カ月目として6カ月目までの最低利用期間があり。
最低利用期間中に音声対応SIMカードを解約する場合、解約違約金(8,000円(不課税))。本サービスを解約した場合、音声対応SIMカードから、他のSIMカードへ変更した場合も同様。
楽天
3.1GB 5GB 10GB
通話SIM 1,600 2,150 2,960
データSIM(SMS込み) 1,020 1,570 2,380
差額=通話SIM-データSIM(SMS込み) 580 580 580
電話通話料
20円/30秒。楽天電話を利用すると10円/30秒
最低利用期間
データSIM データSIMサービスは最低利用期間なし。

データSIM(050データSIM含む)のご解約は、メンバーズステーション(Web)でのお手続きとなります。毎月15日までに解約お申し込み手続きが完了された場合、当月末で解約となります。

通話SIM 最低利用期間は、利用開始月(お客様の元へのSIMカードの到着日が含まれた月)から12カ月間。
最低利用期間前の解約には違約金9,800円(税別)を請求されます。
通話SIMのご解約は、楽天モバイルカスタマーセンターへ電話して手続き。毎月15日までに解約申し込み手続きが完了された場合、当月末で解約となります。
mineo
1GB 3GB 5GB
通話SIM 1,500 1,600 2,280
データSIM 800 900 1,580
SMS 120 120 120
差額=通話SIM-(データSIM+SMS) 580 580 580
電話通話料
20円/30秒
050IP電話アプリ(Lala Call)は、オプションで100円/月を払うと、携帯へ30秒8円、固定電話へ3分8円、LaLa Call同士無料。
最低利用期間
最低利用期間の設定はなし。ただし、利用開始月の翌月から12カ月以内に携帯電話番号ポータビリティー(MNP)転出する場合は、MNP転出手数料12,420円(税込)が必要。
※13カ月目以降は、MNP転出手数料が2,160円(税込)。

SIMフリーにするとキャリアメール(XXX@ezweb.ne.jp)は、使えなくなるが・・・

キャリアメール(XXX@ezweb.ne.jp)が使えなくなるのは、仕方がないことですので、ここは潔くあきらめましょう。今は、G-mailなどフリーで使えるものも沢山ありますから、メールを新規で増やすという部分での不都合はないと思います。ただ、スマホへのメールの設定を自分でしないといけませんので、苦手な人にとっては、大変かもしれません。

利用しているアプリ、その他でキャリアメールにメールを受信する設定にしていた場合は、事前に設定を変更しておく必要があります。

おサイフケータイ機能が使えるか・・・

今回、SIMフリーに切り替える場合、スマホ本体も新たに用意する必要があります。各社からスマホ本体セットで発売されているものが沢山でてきていますが、おサイフケータイ機能が使いたいとなると国内メーカー品に限られます。

取扱メーカー おサイフケータイ機能有り
DMM ASUS/SHARP/HUAWEI/富士通 SHARP、富士通
OCN zenfone(ASUS)、gooスマホ、HUAWEI
※gooスマホが日本メーカー製かどうかは機種による
gooスマホのg04(日本メーカー)
楽天 ASUS、HUAWEI、SHARP、FUJITSU、ZTE、VAIO SHARP、FUJITSU
mineo zenfone(ASUS)、HUAWEI、FUJITSU、NEC FUJITSU

通信エリアは大丈夫か?

SIMフリーサービスを提供している会社は、基本的に、ドコモやauのネットワークを借りてサービスを提供しているため通信エリアとしては問題ないと考えています。

サービスエリアの回線
DMM NTTドコモ
ocn NTTドコモのLTEとFOMAの両エリアに対応
楽天 NTTドコモのLTE
mineo auプラン(Aプラン)、ドコモプラン(Dプラン)でそれぞれエリアが異なります。

今回、検討する会社としてリストアップしていませんでしたが、「UQ mobile」もあります。ここも他に引けをとらないプランを提供していますが、エリアが弱いので、都心部でしか基本使わないんだとか、2台目として持つというのであれば検討してもいいのではと思います。

最終的にどこを選ぶ?

データSIM及び通話SIMどちらにおいても、データ通信容量が10GBぐらいまでであれば、大差があるようには思いません。そのため、SIMフリー検討時にキャンペーンがどのようになっているかを調べて最適なところを選ぶのがいいのではないでしょうか?

スマホ本体セットでプランを選ぶ場合は、端末選びも重要だと思います。以前、SIMフリーサービスが始まったころ、SIMフリースマホ単体で販売されている格安スマホを購入して使ったことがありますが、いきなり不具合が見つかり交換、その後しばらく使っているとタッチパネルが異常で勝手に文字が入力されるという動作が出始めました。その異常が出たのが、保障期間も過ぎていたことから、その端末は廃棄に。

そのような経験があったことから、今回はスマホ本体セットを選びは国内メーカーとセットになっているものを選択します。

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)での契約の場合に知っておくこと

MNP移転にかかる費用について

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)で、SIMフリーへ移行しておく場合に知っておくこととしては、乗り換えにかかる費用です。

MNP移転にかかる費用

私の場合、auで解約を行うと、更新月ではない場合、契約解除料9,500円+MPN移転手数料3,000円の合計12,000円と新規契約先の3,000円が必要になり、合計15,000円が必要になりますが、移転先での料金シミュレーションをすると月額5,000円ほど安くなる計算となるため、4ヶ月以上使えば、MNPでの移転に関する費用を払ったとしても十分にメリットがあります。

MNP移転するための事前準備

MNP移転するためには、事前に以下の準備をしてから新規契約先にて申し込みをします。

  • MNP予約番号
    現在、契約をしているキャリアにてMNP予約番号を取得します。新規契約先にてその番号を通知する必要があります。
  • クレジットカード
  • 本人確認用の公的書類
    通話SIMを申し込みをする場合は、運転免許書などの公的書類が必要

契約以外では、有料アプリなどで、機種変更の場合に設定が必要なものはどのような準備をしておくか確認しておいてください。私の場合は、有料アプリは使用していないのですが、おサイフケータイを使っていますので、契約後、SIMカード切り替え前に既存機種で移転の手続きをしてからSIMカードを切り替え、再度設定をしないと契約の引継ぎができなくなってしまうので、注意が必要です。

JR東日本:モバイルSUICAの機種変更について

PAGE TOP