基本

「テキストの折り返し」:色々な形の中にテキストを流し込む方法

従来のPaintshopでは、テキストは横書き、縦書きで長方形の範囲に収まるという形でした。それ以外に文字を配置しようとする場合は、テキストレイヤーを複数作成して位置を調整するなど手間のかかるものでした。

バージョン18では、選択範囲や図形ツール、ペンツールで作成した円形やそれ以外の自由な形の中にテキストを流し込むことが可能になりました。

「テキストの折り返し」
本ページでの説明画面は、バージョン18を使用しています。

ペンツールや図形ツールを使用して、テキストの折り返しをしたい範囲を作成します。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」の説明。1

テキストツールに切り替え、作成した図形内にカーソルを合わせてクリックします。クリックするときは、カーソル表示を確かめてから操作をしてください。カーソルを置く位置でカーソル表示が異なります。カーソル表示が違うと、操作の意味が変わってきます。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」2

※注意点:ペンツールや図形ツールで「テキストの折か返し」をする範囲を作成した場合、「背景のプロパティ」が透過状態となっていると「テキストツール」に切り替えて、テキストを入力しても折り返しになりませんので、注意してください。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」2-2

テキストを沢山入力し、未確定の場合、はみ出たような表示になりますが、「Enter」キーで確定すると、図形の枠内に収まりますので続けて入力をしていきます。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」3

図形の範囲を超える量のテキストを入力した場合は、はみ出て表示されてしまいます。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」4

テキストの入力が完了したら、「レイヤーパレット」で図形のレイヤーを非表示にして完了です。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」5

「選択ツール」を使用して「テキストの折り返し」の範囲を作成することもできます。このときも、「テキストツール」に切り替えをしてからのカーソル形状に注意して入力をしてください。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」6

「テキストの折か返し」を行う場合、その範囲を作成するには、「ペンツール・図形ツール」を使う方法と、「選択ツール」を使う方法があります。どちらのツールを使うのがよいのか?ということにないますが、テキストを入力後、その範囲を調整したい場合は、「ペンツール・図形ツール」で範囲を作成してください。「選択ツール」では、テキスト入力後の範囲の調整はできません。

Paint Shop Pro Photo(ペイントショッププロ)-「テキストの折り返し」7
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